高田馬場リリーベネイルよこいあい Lilybe nail blog

高田馬場リリーベネイル代表 絵描きネイリストあいぱんのブログ

他店様のオフが当店オフより高い理由

こんばんは!食いしん坊アンパンマン顔ネイリストのあいぱんです。

今日のごはん♡大好きな高田馬場キッチンニュー早苗のハンバーグとポテトコロッケ

昨日書いたグリーンネイルの記事グリーンネイルとは?ネイリスト経験から思う原因と対策、気をつけてほしいことを書いてFBにシェアしたら「爪を痛めるか否かは、オフ(除去する工程)のやり方こそ大事なんだよね!」とコメントをもらいました。オフについて書きたくなりました^ ^

他店様オフは観察しながら慎重に

まず、当店リリーベネイルのオフの価格は、当店オフ1500円より他店様オフ2000円と、500円高くなります。理由があります。
初回オフ無料が主流のようになってきてますが、そもそもなぜ他店オフの方が高いの?!

ちなみに、わたしはもうオフはしない「フィルイン」というを技術をしてるので、リピーターさまのオフをする機会がほぼありません。爪を傷みを最小限にジェルネイルを継続できる方法です。爪の健康を思うと、わたしは断然今のやり方が良いと思ってます。話がブレるのでそれについては少し最後に書きますね。

先日お客さまで、通ってたネイルサロンが無くなってから良いサロンが見つからなくていろんなサロンに行くことになってしまった、という話を聞きました。
初めて行くネイルサロンでオフしてもらってたら「爪だいぶ削られちゃってますね」とネイリストさんに言われた、と。いろんなサロンに行くうちに、どんどん爪が薄くなって怖くなったとおっしゃっていました。

他店様のオフ(除去する工程)は、めっちゃ気を遣います。他店のオフ=ご新規様。はじめましてのお客様です。どんなジェルか種類も分からないし、お客さまの爪の状態も分からないから。慎重に観察しながらやります。

どんなジェルか分からない

大体のお客さまは「ジェルです」ということしか知りません。メーカーまで知る必要はないと思うけど、次のことはネイルサロンが施術時に説明して分かっていただく必要があると思います。それでもよく分からん用語は覚えられないよね、そんなときも多分にあります!

一言【ジェル】といっても実は種類があります。まず大きく分けると2つ「ソフトジェル」と「ハードジェル」。ここです。
それだけでも溶ける、溶けない、が分かれる大きな違いなんですが、お客さまで把握してる方は少ないです。それは説明しないネイルサロンがあることも問題だ思います。
そして、相当な数のメーカーがあって、相当な種類が出ています。溶けるジェルの中でも、溶けにくいもの、ほとんど溶けへんやないか!とツッコミたくなるもの、ぺろっと綺麗に取れてくれるものもあります。セミハードという間のジェルも出たり。一言【ジェル】の中に、実はたくさんの種類があるんです。

ジェル表面がつるつるだと溶液が浸透しないので、表面を削ってから、溶液を浸したコットンを乗せ巻きます。時間を置き、取っていきます。その表面の削り具合も、仕上がりの厚みやジェルの種類も考えて、適切に削ることが重要です。

わたしはマシンを使用し、削っていきます。わたしは、色素の濃いカラーは溶けないことが多いので、そのカラーを見てカラーまで傷を付けた状態にしてから溶液を巻きます。そのとき技術や認識が甘いと、自爪を削ってしまうこともあるので、慎重にしなければなりません。
当店のオフなら、使用してるジェルの種類、特徴まで把握してるので、ネイリストもやりやすいのです。
ご新規様の「オフ」は、何があるか分からないのです。そうなると、掛かる時間も変わってきますね。

掛かる時間が違う

溶けると思ってたら溶けないジェルだった場合、施術時間がかなり変わります。アートの有無でも、時間は変わります。モリモリにアートが付いていれば落とすのは大変です。シンプルな一色ネイルより時間がかかりますよね。
当店オフでしたら、お客さまの前回ネイルを分かっているので、施術時間を正確に把握できます。掛かる時間が長いほど、料金が上がるのはマッサージ店などと同じです。

仕上がりに影響が出にくい工程なので、時間短縮に使われがちなのが問題。

これは13年ネイリストをしてきた、現場のわたしの意見です。色を塗るのを急げない、アートを急げない。雑に仕上げるわけにはいきません!ネイリストみんなプライドを持って仕上げてると思います。

一番仕上がりに関係なさそうな工程が、オフとジェルを塗る前の事前準備の工程。
実際、昔勤めてきたネイルサロンで教えられたことがあります「オフは仕上がりに関係ないからとにかく急げ」と。
新人ネイリストだったわたしはそうか!と思ってましたが、今思ったら間違いだと思うのです。時間短縮=回転率を上げる=売り上げ、と単純な方程式。飲食店なんかではそうかもしれないけど、ネイルサロンにおいて本当にそれでいいの?!

唯一、お客さまの自爪に触れる工程なのに、急いで雑に触れることは絶対ダメ!!
自爪は本当に大切です。削って薄くなった部分は元には戻りません。それを毎月毎月削ってたら薄くなってしまう。
そして本当に美しく仕上げようと思ったら、プレパレーションと呼ばれる事前準備の工程で土台を整えておくことは、かなり重要です。
自爪表面にファイルを当てるときは、とにかく優しく慎重に。ゆっくりと。

ここで、もし時間短縮する工程だと教えられていたら?急いでいたら?怖いですよね。

他店様オフの方が高いのにはワケがあります。同時に、初回オフ無料の怖さも考えてみてください。
本当はこんなことあってはならないですが、無料なのだから、急いで、時間短縮しようと思われる可能性は?!

たしかに、初回行きやすくなると思いますが、回転率ばかり気にしているサロンだと心配です。
大切な自爪が削られませんように。当店オフより、他店様オフの料金が高いのには訳があるんです。

最初に少し触れたフィルインについて。私は今はオフをしないでジェルネイルを継続する方法「フィルイン」というを技術をしてるので、リピーターさまのオフをする機会がほぼありません。爪に優しくジェルネイルを継続できる方法です。爪の健康を思うと、わたしは断然今のやり方が良いと思ってます。

アセトンという溶剤を使わないので、爪にも皮膚にも優しい。
とにかく自爪を削らないで済むために、爪への負担が減りました。
ただマシンを正確に扱える技術が要になってくるので、やっているサロンは今はまだ限られています。それについてはまた書きたいなぁと思います。

大切な自爪を守りながら、好きなネイルのある生活を楽しみましょうね〜😊♪

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絵描きネイリストあいぱん

よこいあい(あいぱん)

よこいあい(あいぱん)

絵を描くのが大好き、絵描きネイリスト13年。 アクリル画を描いてます。昨年より都内で美術部主宰。 写真、SONYミラーレス一眼マクロレンズ。 健康のために始めたキックボクシングが楽しみ。 ネイリスト13年目ですが、今まで培って来たもの、絵を描くという特技を生かして、人様に喜んでいただけること。 ネイルを通して、笑顔を交わせる、心を通わせられる。それがわたしにとって“ネイリストという天職”です。 こどもネイル教室も不定期開催。 2012年1月リリーベネイル オープン 日本ネイリスト協会認定講師。 [詳細]