高田馬場リリーベネイルよこいあい Lilybe nail blog

高田馬場リリーベネイル代表 絵描きネイリストあいぱんのブログ

映画ゴーン・ガールから考える、思考支配されず幸せは自分で決めよう!

time 2018/05/11

映画ゴーン・ガールを観ました。
思いっきりのネタバレですが、感想を書きたくって。今後観たい方はバックしてください♪

わたしは好きでした。映画の感想書くくらいだから詳しいのか?映画が趣味なのか?!と思われるかもですが、まったくです!そんなに映画観てこなかったのでまったく詳しくないです。
でもこれについては、書きたい!と思うほど思うことがあった。映画、ゴーン・ガール。

 

はい、いきます。

地の果てまで堕ちた女の話だと思った。心に嘘ついて偽りの自分を演じるほど苦しいことないのに。演じてまで他人にどう思われたいかで生きるなんて不幸の極み。幸せの基準を他人から見た目線で定義してることが不幸の始まりなのに、どんどん進んで後戻りできなく、ついには本当に人を殺す。エスカレートしていく様は地獄に堕ちていくかのよう。

なのに本人はまるでしあわせを手に入れたかのような。本心と理想と世間体と、自分がすべてバラバラで、そのまま突き進める様はサイコパスなんだけれども。

人を操ろうとする女、いるんだよねー。
ここまで頭は切れなくてもいる。わたしは近寄らない。男でもいるんだろうけどわたしは会ったことないかな。

人を操ろうとする人間は男女問わず嫌いだわー。
自分の思い通りにするためには、人の気持ちなんて考えない。
こちらは振り回されて、一時でも支配される。この映画の旦那のように。

独裁者はサイコパス。
経営者にも多いと言うね。やばめな宗教の教祖なんかもそんな感じだろうか。洗脳に近い。
希望を見せて逆らえなくする。黙って付いていく方が良い状況になる、と思わせて徐々に思考力を奪っていく。

この旦那は逃げたいのに逃げられずに従っている。序盤で妻が「精神的な殺人を受けた」と綴ってるシーンがあるけど、精神的な殺人はこっちだ。脅し。

そのうち正常な判断なんて出来なくなる。

人の正しさの基準なんて曖昧。
人の意見に流されてしまうんだ。

世論や世間体。
誰か分かりもしないネットの反応や、
少し有名なコメンテーターの意見。

周りの人間の意見にどれほど左右されてるか、
自分に自信のない人ほど自分の意見より、他人の意見に流される。

わたしもSNSは見られてる前提で、誰かの目に入って不快な気持ちにさせないかを気にして書いている。
だから批判的なことはできるだけ書かないし、厳しい意見になるときは、感情的になってないか確認するためにすぐ投稿できないで保存する。
言わないままになること多数。
誰かを不快にしない方がいい、見えない誰かの目線を気にしているのだ。

つまらんよねーーー。わかるわかる。

この映画のように
簡単に印象は操作されて、人々の感情も操作しようとする人や報道。
日本のワイドショーもそれが酷くて、見なくなった。知らなくても良い情報ばっかり刷り込んでくる。いらん、そんな情報。わたしに必要ない!と思うことばっかり流れてくる。

政治家の揚げ足取りも、アイドル事務所の解任も、建設的じゃない話ばっかり。
噂話や流行りのギャグなんてもういいよ〜♪♫です。もっと有意義な話したいよ。
人の噂話ほど、どうでもいいことはない。
話は少し逸れたけど。笑

そして、出来た子どもが一番可哀想。
両親や育ち方のせいで歪んだ妻から、憎しみから命が生まれるとは。。悲劇が繰り返されるやん。ここまでクレイジーな嘘しかない両親のもとに生まれたら、怖ろしい。

この妻は物心ついた頃から、架空の「完璧な自分」が一人歩きして世間から愛され、親の望む理想の姿を押し付けられ、本当の自分との差に苦しんできたんだろう。
それが埋められない結果、世間に合わせるようにしか生きられなくなった行く末が、あれほどのサイコパスと殺人。
虚言からついに本当の殺人へ、地の果てまで堕ちた。それでも自分の思う通りになり、しあわせを手に入れたかのようなあの振る舞いは正にサイコパス。

この映画はそういったことを考えた。
ストーリーがよく出来てておもしろいし、ラストスッキリはしないけど、わたしは好きでした。
続きが気になる〜もう少し続き観たいな〜。

 

人を自分の欲望のためだけに操ろうとする。

ここまでではなくても、現実にいる。

見抜けないで、気付かないうちに思考支配されてないか?よーく考えよう。

自分のしあわせは、自分の意思で決めようよ。ね。

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絵描きネイリストあいぱん

よこいあい(あいぱん)

よこいあい(あいぱん)

絵を描くのが大好き、絵描きネイリスト13年。 アクリル画を描いてます。昨年より都内で美術部主宰。 写真、SONYミラーレス一眼マクロレンズ。 健康のために始めたキックボクシングが楽しみ。 ネイリスト13年目ですが、今まで培って来たもの、絵を描くという特技を生かして、人様に喜んでいただけること。 ネイルを通して、笑顔を交わせる、心を通わせられる。それがわたしにとって“ネイリストという天職”です。 こどもネイル教室も不定期開催。 2012年1月リリーベネイル オープン 日本ネイリスト協会認定講師。 [詳細]